──幻の酒と言われる「TAKANOME」が更なる高みへ
日本酒業界に一石を投じ、高級日本酒ブランドという新ジャンルを創出したことで知られている「TAKANOME」が、また新境地を拓く。
それが、「TAKANOME 火入れ」だ。
そもそも「TAKANOME」は、一本15,400円(税込)という高値にも関わらず、毎週水曜日の発売のたびに、たった5分で完売してしまうことから幻の酒と称されている。
SNSを中心とした口コミで評判が広がり、その味わいの良さと、ブランドのもつストーリー性もあいまって多くのファンを獲得している。
TAKANOMEの驚くべき躍進
カンヌ国際映画祭に提供
200名以上のセレブリティ、映画関係者や各国メディアにTAKANOMEを提供。
シャングリ・ラ東京との
コラボレーション企画
フォーブスジャパントラベルガイド2021にて最高ランク5つ星を獲得したシャングリ・ラ 東京監修による「TAKANOME Asian Bento Box」を限定販売。
徳川慶喜公屋敷跡 浮月楼
浮月楼が主催する日本の花見文化を祝う「花の宴」や、お月見を楽しむ「観月会」など、四季折々の行事に協賛。
2019年の発売以来その勢いはとどまらず、いまだに入手困難な状況だ。筆者も、毎週水曜日の販売時間に待機し、何度も挑戦した末に購入することができた。
味わいはむろん素晴らしく、フルーティで「パイナップルのよう」と言われる香りに酔いしれる瞬間はたまらないひと時だった。
東京・青山に店を構える人気店『鮨m』のソムリエ・木村好伸氏はTAKANOMEについて「香りがエキゾチックで思わず鼻が吸い込まれるような香りが特徴的。ノスタルジックな香りもしながら、口に含んだ時に、また違う香りが出てくるようなワクワクする期待感もある」と評している。
そんなTAKANOMEが創り上げた「TAKANOME 火入れ」を見逃すわけにはいかない。いったいどのような酒なのか、紐解いていきたい。
あらゆる表情を見せる「TAKANOME 火入れ」
まず、無濾過生原酒が特徴の「TAKANOME」に火入れをしたというから、驚きを隠せない。
その味わいが気になるところだが、パイナップルのようなほのかに南国フルーツを思わせる香りが、飲む前から感動を予感させるというから、TAKANOMEらしさを受け継いでいることに間違いはない。
公式サイトでは口に入れると優しいパイナップルのような甘味が口いっぱいに広がり、爽やかな酸味に心地よさを感じつつ、存在感あるアルコールが突然現れるとあり、口の中であらゆる変化を遂げ、飲むたびに新たな発見がありそうだ。