BAMBOO MAGAZINE

【Public Relations by Forbul】

FEATURE
March 22, 2024

発売開始5分で即完売
─日本酒ブランド
「TAKANOME」が
“幻の酒”と評価
される理由

──⽇本酒は新たな時代を迎えている。

たったの2年でSNSなどを中⼼に“⾰新的な⽇本酒”として⼝コミが広がり、今や新時代の⽇本酒ブランドとして⼤きな注⽬を集める⽇本酒がある。それが「TAKANOME-鷹ノ⽬」だ。

週に1回の⽔曜⽇の21:00~に販売しているが、毎週わずか5分ほどで即完売。『幻の酒』を求め、販売前後には数千⼈がHPに訪れる。

口コミを見ていると、まるでパイナップルのような味わいがするらしい。

また、世界中でラグジュアリーホテルを展開する「シャングリ・ラ 東京」とコラボ企画を実施した反響から、現在世界中のレストランから問い合わせてが殺到しているという。

2019年の本格販売開始以降、138週連続で毎週即完売が続いているTAKANOME。購入待ち会員は現在10万人を超え、今もなお増え続いている。

TAKANOMEの驚くべき躍進

カンヌ国際映画祭に提供

200名以上のセレブリティ、映画関係者や各国メディアにTAKANOMEを提供。

シャングリ・ラ東京との
コラボレーション企画

フォーブスジャパントラベルガイド2021にて最高ランク5つ星を獲得したシャングリ・ラ 東京監修による「TAKANOME Asian Bento Box」を限定販売。

SHOZO MICHIKAWA

ロエベ財団クラフトプライズ2019ファイナリストの陶芸家・アーティストの道川 省三氏とのコラボによる酒器作品。

徳川慶喜公屋敷跡 浮月楼

浮月楼が主催する日本の花見文化を祝う「花の宴」や、お月見を楽しむ「観月会」など、四季折々の行事に協賛。


筆者は、なぜ誕⽣して2年にも満たない⽇本酒ブランドが、このように⽀持を集め、怒涛の勢いで世界への階段を駆け上ったのか?

その謎に迫った。

徹底した『ウマさ』の追求

まず驚くのがその価格。なんとHPには15400円(税)と記載してある。最初はこの価格でそんなに買う⼈がいるのか?と思ったほど。
ただ、調べていくとどんどんこの⽇本酒に魅了されていった。

 

幻の酒 TAKANOME
── 鷹ノ⽬の開発の背景

TAKANOMEを展開するForbulの創業は2018年1⽉。代表の平野⽒が居酒屋で偶然飲んだ⽇本酒「鳳凰美⽥」がきっかけで⽇本酒の魅⼒を知り、起業を決意する。

「それまで、⽇本酒は『美味しくない』『悪酔いする』と思っていました。ただ、鳳凰美⽥は今まで飲んできた⽇本酒とは⼤きく違い、まるでマスカットのようなフルーティーな味わいに衝撃を受けたんです。それから⽇本酒の味わいと可能性に魅了されて起業を決意しました。」(平野⽒)

その後、「⽇本酒の魅⼒を多くの⼈に届ける」。そんな思いのもと、Forbulを⽴ち上げた平野⽒だったがTAKANOMEを開発するまで4回の事業失敗を繰り返している。

資⾦、⼈脈、販路など、何もない中でスタートした彼は、とにかくがむしゃらに事業を⽴ち上げた。⽇本酒の定期購⼊サービス、WEBメディア、⽇本酒イベント、居酒屋。 どれも継続的な売り上げが上がらず、途中で断念した。

資⾦の底が⾒え始める中、平野⽒が最後の挑戦として腹を括って取り組んだのが『最後は⾃分が作りたいものを作る』ということだった。

これが、TAKANOME-鷹ノ⽬を開発する原点となる。

コンセプトはうまさのみの追求

『うまさ』のみの追求というコンセプトを掲げたことには理由があった。

今の⽇本酒は時代に合っていない。
価格・流通・評価軸・ブランドなど多くのことが時代遅れになっている。

『うまい日本酒がどこで売っているかわからない。』

『価値軸が精米歩合に囚われてしまっては、面白い酒は作れない。』

『価格に多様性がなければ、飲む場所が限られてしまう。』

『職人の給料が低いのであれば諦めざるおえない。』

日本各地でうまい日本酒を作る酒蔵は多い。一方でその『うまさ』を人々に届けられているかは別の話だ。

TAKANOMEは、業界の既成概念に囚われず、日本酒の『うまさ』を多くの人々に届けるために生まれたブランド。

効率のいい⽇本酒を⼤量に⽣産し、⼤量に消費されていく画⼀的な⽇本酒ではなく、職⼈の⼿でていねいに作られた⾼品質な⽇本酒を消費者に飲んで欲しいとの思いから、最⾼峰の⽇本酒を開発しようと決意した。

F1のレーシングカーを作るとき、コストを考えながら⾞を作ったりはしない。とにかく速さのみを求めてその時代の最⾼の⾞を作る。TAKANOME(鷹ノ⽬)の開発もいわ ばレーシングカーを作るかのように、とにかく「うまさ」のみを追求するとの信念のもと、幾度にも及ぶ試⾏錯誤の上で完成した、最⾼峰の⽇本酒である。

TAKANOMEの⾰新性

TAKANOMEを⾒ていると、様々な⾰新性が⾒られる。
例えば、精⽶歩合。
彼らは『本物のうまさ』とは『スペックに捉われない味わい』との考えから、精⽶歩合⾮公開の道を選んだ。

また、HPには『納得品質のみ販売』と記載がある。
これは、酒造りにおいて、同じレシピで製造していても、味わいがそれぞれ変わってくる。いい酒もあれば、悪い酒もある。彼らはその中でも、特に品質の⾼い酒をTAKANOMEとして販売している。
どうやらここに⼀番コストがかかっているように⾒える。

他にも、流通の⾰新、価格などがあるが、それはぜひHPを⾒て欲しい。

まるでパイナップルのような味わい。

⼤きな期待を持って飲んだ筆者は、その期待を⼤きく超えた衝撃的な味わいだった。

まるでパイナップルのような⾹りと⽢みが⼝いっぱいに広がり、その後に爽やかな酸味が広がってくる。そして最後にキレのいいアルコールがとどめを刺す。

こんな⽇本酒飲んだことない。それが最初にでてくる⾔葉だった。

毎週5分で完売し『幻の酒』と呼ばれるのも納得である。
SNSを調べていくとこんなコメントがあった。

これを⽩ワインを想像するが美しい旨みは正に⽇本酒。
美しい⼝当たりの⽇本酒はいくらでもあるが鷹ノ⽬の素晴らしさは旨みの⼒強さも共存している。

彼⼥の両親に結婚のご挨拶に⾏ってきました。⼿⼟産に持って⾏った鷹ノ⽬。⽇本酒好きのご両親にも好評で、とても喜んで頂きました。

⾁の旨みと⽇本酒って最⾼に合っていて、⾷べた瞬間だけでなく余韻が響いて続く-
この余韻が美しいし⼒強いから鷹ノ⽬は素晴らしい。

⼈⽣の節⽬に最適な⽇本酒でした。
鷹ノ⽬を久しぶりに会うお友達にプレゼント。⽇本酒が苦⼿なお友達にもお気に召したみたいで何より。

⽢いパイナップルの⾹りにトロトロの⾆触りが極上です。
いいお酒によくあるいくらでも⼝の中で回せる感覚です。これは⾼級酒特有だと思います。
後味のキレを酸でも刺激でもなく苦味に任せているのも特徴。ここが料理との相性のキーなのではないでしょうか。

                       

予約販売を開始

『うまさのみを追求する』という強いを信念を持つTAKANOMEはSNSを中⼼に広がり、現在、販売開始して即完売という状態が続いている。

⼿作業による造りにこだわっているため、⽣産本数の⼤幅な増量が難しい部分があるとのこと。

そんなTAKANOMEがなんと予約販売を開始した。

世界中から取り合いになるほどの⼈気を⾒せるTAKANOME。「⼀度味わってみたい」と興味を持った⼈は、ぜひこの機会を逃さないよう、最⾼峰の⽇本酒を⼿に⼊れてみてはいかがだろうか。

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